MOSに過去問はある?模擬試験と練習のしかた
先に結論
- MOSの過去問はありません。運営会社が試験問題を公表していないためです(MOS公式サイトのよくある質問)。
- 代わりに使うのは、市販の対策テキストに付いている模擬試験です。受けるバージョン(365か2019)と同じものを選びます。
- 本番は、Excelの画面の下に指示が出て、その通りに操作する形です。下に、自分のExcelでできる同じ形の練習課題を載せました。
過去問がない理由
MOS公式サイトのよくある質問には「試験問題は公表していないため過去問題集はありません」とあります。そのうえで、試験対策に合った教材が市販されていると案内しています。
ネットで「MOS 過去問」として出てくるものは、出題範囲をもとに作った予想問題や、対策教材の模擬試験のことです。本物の試験問題ではありません。
本番の画面
試験が始まると、1つ目のプロジェクト(問題のファイル)が開きます。プロジェクトは5〜10個あり、1つに1〜7個の小問があります。プロジェクトどうしは別々なので、前のプロジェクトでの操作が次の採点に影響することはありません。
模擬試験の選び方
- 受けるバージョンと同じ:365と2019では出題範囲と操作が違います。
- 本番と同じ形の模擬試験が付いている:画面の下に指示が出て、50分で解く形のもの。
- 自分のパソコンで動く:付属の模擬試験プログラムは、決まったOSのバージョンでしか動作を保証していないことがあると公式も注意しています。買う前に動作環境を確かめます。
- 模擬試験の回数:同じ問題を覚えてしまうので、回数が多いほうが練習になります。
自分のOfficeと試験会場のOfficeの版が違うときは、教材の説明を繰り返し読んで両方の操作を覚えるよう、公式は勧めています。
本番と同じ形で練習する(Excel一般・12問)
自分のExcelで新しいブックを開き、Sheet1のA1から下の表を入力してから、小問1から順に操作してください。分からないときは「答えの操作を見る」を開きます。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 日付 | 支店 | 商品 | 数量 | 単価 |
| 2 | 4/1 | 本店 | ノート | 12 | 150 |
| 3 | 4/1 | 駅前店 | ペン | 30 | 120 |
| 4 | 4/2 | 本店 | ペン | 18 | 120 |
| 5 | 4/2 | 北口店 | ファイル | 9 | 280 |
| 6 | 4/3 | 駅前店 | ノート | 20 | 150 |
| 7 | 4/3 | 北口店 | ペン | 25 | 120 |
小問1セル範囲A1:E7をテーブルに変換してください。先頭行を見出しとして使います。
答えの操作を見る
- A1:E7の中のセルを1つ選ぶ
- [挿入]タブ →[テーブル](Ctrl+T)
- [先頭行をテーブルの見出しとして使用する]にチェックが入っていることを確かめて[OK]
出題範囲:テーブル
小問2テーブルに、テーブルスタイル(中間)の中から好きなスタイルを1つ適用してください。
答えの操作を見る
- テーブルの中を選ぶ
- [テーブルデザイン]タブ →[テーブルスタイル]の▼
- [中間]の中から1つクリック
出題範囲:テーブル
小問3テーブルの右に「金額」の列を追加し、数量×単価を求めてください。構造化参照を使います。
答えの操作を見る
- F1に「金額」と入力してEnter(テーブルが右に広がる)
- F2に「=」を入力し、D2をクリック →「*」→ E2をクリック。式が =[@数量]*[@単価] になる
- Enterで列全体に式が入る
出題範囲:数式や関数
小問4テーブルに集計行を表示し、「数量」の列の合計を表示してください。
答えの操作を見る
- [テーブルデザイン]→[集計行]にチェック
- 集計行の「数量」の列のセルを選び、▼ →[合計]
出題範囲:テーブル
小問5「支店」の昇順、同じ支店の中では「数量」の大きい順に並べ替えてください。
答えの操作を見る
- [データ]→[並べ替え]
- 最優先されるキー:支店/セルの値/昇順
- [レベルの追加]→ 次に優先されるキー:数量/セルの値/大きい順 →[OK]
出題範囲:テーブル
小問6「商品」が「ペン」のレコードだけを表示してください。
答えの操作を見る
- 「商品」の見出しの▼
- [(すべて選択)]のチェックを外し、「ペン」だけにチェック →[OK]
出題範囲:テーブル
小問71行目が常に表示されるようにしてください。
答えの操作を見る
- [表示]→[ウィンドウ枠の固定]→[先頭行の固定]
出題範囲:ワークシートやブックの管理
小問8セルH1に「最大数量」、セルI1に数量の最大値を求める式を入れてください。
答えの操作を見る
- H1に「最大数量」と入力
- I1に =MAX(D2:D7) と入力(テーブルなら =MAX(テーブル1[数量]) でも同じ)
出題範囲:数式や関数
小問9「数量」の列に、データバー(どの色でもよい)の条件付き書式を設定してください。
答えの操作を見る
- D2:D7を選ぶ
- [ホーム]→[条件付き書式]→[データバー]→ どれか1つ
出題範囲:セルやセル範囲のデータの管理
小問10「支店」と「数量」をもとに集合縦棒グラフを作り、新しいシート「数量グラフ」に移動してください。
答えの操作を見る
- B1:B7を選び、Ctrlを押しながらD1:D7を選ぶ
- [挿入]→[縦棒/横棒グラフの挿入]→[集合縦棒]
- [グラフのデザイン]→[グラフの移動]→[新しいシート]に「数量グラフ」と入れて[OK]
出題範囲:グラフ
小問11グラフに「支店ごとの数量」という代替テキストを追加してください。
答えの操作を見る
- グラフを右クリック →[代替テキストを表示](版によって[代替テキストを編集])
- 入力欄に「支店ごとの数量」と入力
出題範囲:グラフ
小問12Sheet1を、印刷の向きを横にして、1ページに収まるように設定してください。
答えの操作を見る
- Sheet1に戻る
- [ページレイアウト]→[印刷の向き]→[横]
- [拡大縮小印刷]の[横]と[縦]を「1ページ」にする
出題範囲:ワークシートやブックの管理
この練習課題は、MOS公式サイトの出題範囲をもとにこのサイトで作ったものです。本物の試験問題ではありません。
MOSの過去問はどこで手に入りますか?
MOSの過去問はありません。運営会社が試験問題を公表していないためです。代わりに、市販の対策テキストに付いている模擬試験で練習します。
模擬試験は何回やればいいですか?
決まった回数はありません。時間内に解き切れて、合格の目安(1000点中550〜850点)を安定して超えるまでが目安です。同じ問題を覚えてしまうので、回数の多い教材のほうが練習になります。
無料の模擬試験はありますか?
MOSの運営会社が無料の模擬試験を出しているわけではありません。このページの練習課題は、出題範囲をもとにこのサイトで作ったものです。
Macで模擬試験はできますか?
対策テキストの模擬試験プログラムはWindows向けのものが多く、Macで動くかは教材ごとに確かめる必要があります。試験はWindowsのパソコンで行われます。
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このページについて
試験の情報は、MOS公式サイト(運営:株式会社オデッセイ コミュニケーションズ)で確かめた内容を載せ、確かめた日を書いています。試験画面の図は、公式サイトの画面イメージをもとにボタンの位置と名前が分かるように描き直したものです。このサイトは運営会社やマイクロソフトとは関係ありません。運営者情報
参考にした資料:試験対策に関するよくあるご質問(MOS公式サイト)、MOS 365 試験概要(MOS公式サイト)、Excel 365(一般)試験概要(MOS公式サイト)、Excel 365 一般レベル 出題範囲(MOS公式サイト、PDF)