SUMIF関数の使い方|費目ごとの集計・SUMIFSで複数条件まで図でわかる【サンプル付き】
書き方はこれだけ
=SUMIF(条件を見る範囲, 条件, 合計する範囲)条件に合う行の数字だけを合計します。費目ごとの経費、担当者ごとの売上、取引先ごとの請求額など、明細から集計表を作るときの定番です。
この図の表をExcelファイルでダウンロード(問題と答えのシートつき)
引数の意味と、いちばん多い間違い
| 引数 | 入れるもの | 図の例 |
|---|---|---|
| 条件を見る範囲 | 条件と見比べる列 | B2:B6(費目) |
| 条件 | "交通費"、セル、">=10000" など | "交通費" |
| 合計する範囲 | 合計したい数字の列。1つ目と同じ行数に | C2:C6(金額) |
いちばん多い間違いは、1つ目と3つ目の範囲の行がずれていることです(B2:B6 と C3:C7 など)。エラーにならずに違う合計が出るので、気づきにくいです。迷ったら列ごと B:B、C:C と指定すると、ずれようがありません。
費目ごとの集計表を一気に作る
条件をセル(A2)にしておくのがコツです。費目が増えたら、集計表に行を足して式をコピーするだけですみます。
条件を2つ以上にする(SUMIFS)
| 関数 | 書き方の順番 |
|---|---|
| SUMIF | 条件を見る範囲, 条件, 合計する範囲 |
| SUMIFS | 合計する範囲, 条件を見る範囲1, 条件1, 条件を見る範囲2, 条件2 … |
期間で区切るなら、日付の列を2回使います。=SUMIFS(C:C,A:A,">=2026/11/1",A:A,"<=2026/11/30") で、11月分の合計です。
うまくいかないとき
1合計が 0 になる
"1280"(文字)1280(数値)金額が文字として入っていると、合計されません。ほかのシステムから貼り付けた数字によくあります。
直し方金額の列を選んで「数値に変換する」を選びます。
2条件に合うはずの行が入らない
交通費(末尾に空白)交通費費目の文字に空白や全角半角のちがいがあります。
直し方入力をプルダウンにしてそろえるか、TRIMで空白を消します。
3合計が合わない
1つ目と3つ目の範囲の行がずれています。
直し方同じ行から同じ行までにそろえるか、列ごと指定します。
4SUMIFSでエラー
SUMIFと同じ順番(条件の範囲が先)で書いています。
直し方SUMIFSは「合計する範囲」を最初に書きます。
サンプルファイルで試す
「問題」のシートの黄色いセルに式を入れて、「答え」のシートと比べてください。費目ごとの集計と、SUMIFSの問題が入っています。
よくある質問
「〇〇を含む」で合計できますか?
はい。条件を "*交通*" のようにすると、「交通」を含む行が対象になります。
合計する範囲を省略するとどうなりますか?
1つ目の範囲そのものを合計します。「10,000円以上の金額だけ合計」のように、条件と合計が同じ列のときに使えます。
ピボットテーブルとどちらがいいですか?
形の決まった集計表を毎月使うならSUMIF、いろいろな切り口でざっと見たいならピボットテーブルが向いています。
Googleスプレッドシートでも同じですか?
はい。SUMIF・SUMIFSはそのまま使えます。
一緒に覚えたい関数・操作
このページについて
操作の説明は Microsoft 365 の日本語版Excel(Windows)に合わせています。図はこのサイトで作ったもので、表の会社名・商品名・人名は架空です。運営者情報