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Excel関数

エクセルの四捨五入(ROUND関数)|切り上げ・切り捨て・消費税の端数まで図でわかる【サンプル付き】

ピアのパソコン学習ガイド 編集部2026年11月7日 更新

書き方はこれだけ

=ROUND(数値, 桁数) 切り上げは ROUNDUP、切り捨ては ROUNDDOWN

桁数は 0で整数、1で小数第1位まで、-1で十の位(一の位を四捨五入)。表示形式で小数を隠すのは見た目だけで、中身は残るので、計算に使う数字は関数で丸めます。

ROUNDの桁数で結果がどう変わるか C2 fx =ROUND(A2,0) A B C 1 2 3 4 5 6 元の数 式 結果 1234.567 =ROUND(A2,0) 1,235 1234.567 =ROUND(A3,1) 1234.6 1234.567 =ROUND(A4,2) 1234.57 1234.567 =ROUND(A5,-1) 1,230 1234.567 =ROUND(A6,-2) 1,200
同じ 1234.567 でも、2つ目の桁数で結果が変わります。マイナスにすると、整数の側で丸めます(-1で十の位、-2で百の位)。

この図の表をExcelファイルでダウンロード(問題と答えのシートつき)

四捨五入・切り上げ・切り捨ての3つ

関数やること2.5 なら-2.5 なら使う場面
ROUND四捨五入3-3ふつうの丸め、平均点
ROUNDUP切り上げ(0から遠ざける)3-3必要な箱の数、人数分の部屋数
ROUNDDOWN切り捨て(0に近づける)2-2消費税の端数、ポイント
INT小さいほうの整数へ2-3年齢、経過年数

マイナスの数では、ROUNDDOWNとINTの結果がちがう点に気をつけてください。値引きや返金などマイナスを扱う表では、ROUNDDOWNを使うほうが思ったとおりになります。

消費税の1円未満を切り捨てる

消費税の1円未満を切り捨てる B3 fx =ROUNDDOWN(A3*0.1,0) A B C D 1 2 3 4 税抜 消費税 税込 1,980 198 2,178 1,234 123 1,357 999 99 1,098 123.4→123
1,234円の10%は123.4円。ROUNDDOWN(…,0)で 123円にします。請求書・見積書の消費税は、1円未満を切り捨てる会社がいちばん多いです。
計算したいもの式
消費税(切り捨て)=ROUNDDOWN(A2*0.1,0)
税込(税を切り捨ててから足す)=A2+ROUNDDOWN(A2*0.1,0)
税込から税抜(切り上げ)=ROUNDUP(C2/1.1,0)
軽減税率8%=ROUNDDOWN(A2*0.08,0)

インボイス(適格請求書)では、消費税の端数処理は1枚の請求書につき、税率ごとに1回と決まっています。明細の行ごとに切り捨ててから合計するのではなく、税率ごとの合計に対して1回だけ丸めます。

表示形式で小数を隠すのとのちがい

表示形式で小数を隠しただけだと合計がずれる A5 fx =SUM(A2:A4) A B C 1 2 3 4 5 見た目 中身 33 33.333… 33 33.333… 33 33.333… 100 合計 33+33+33=99のはず
100÷3 の結果を「小数点以下の表示桁数を減らす」で33と表示させても、中身は33.333…のまま。3つ足すと100になり、見た目の33+33+33=99と合いません。

請求書や集計表で「合計が1円合わない」ときは、ほぼこれが原因です。見た目をそろえるだけなら表示形式、計算に使うなら関数と覚えてください。

うまくいかないとき

1桁数を省略してエラー

入れた式=ROUND(A2)
≠
正しい式=ROUND(A2,0)

ROUNDは桁数を省略できません。

直し方整数にするなら 0 を入れます。

2百円単位にしたいのに小数が丸まる

入れた式=ROUND(A2,2)
≠
正しい式=ROUND(A2,-2)

桁数をプラスにすると小数側、マイナスにすると整数側を丸めます。

直し方百の位にそろえる(十の位を四捨五入)なら -2 です。

3丸めたのに合計がずれる

合計してから丸めるのと、1つずつ丸めてから合計するのとで、結果が変わることがあります。

直し方どちらにするか(たとえば税率ごとの合計で1回だけ丸める)を決めて、表全体でそろえます。

サンプルファイルで試す

黄色いセルに ROUND・ROUNDDOWN・ROUNDUP を入れて、「答え」のシートと比べてください。

round.xlsx をダウンロード(無料・登録なし)

よくある質問

「エクセル 四捨五入」は、表示形式とどちらがいいですか?

見た目をそろえるだけなら表示形式、その数字を計算に使うならROUND関数です。

5円単位・10円単位に丸めたいです。

MROUND関数を使います。=MROUND(A2,5) で5の倍数に四捨五入します。切り上げならCEILING、切り捨てならFLOORです。

時間を15分単位に丸めたいです。

=FLOOR(A2,"0:15") で15分単位の切り捨て、CEILINGで切り上げです。

Googleスプレッドシートでも同じですか?

はい。ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWNはそのまま使えます。

一緒に覚えたい関数・操作

このページについて

操作の説明は Microsoft 365 の日本語版Excel(Windows)に合わせています。図はこのサイトで作ったもので、表の会社名・商品名・人名は架空です。運営者情報